キャンプなどの野遊びしていると、ちょっと一息つく時にテーブルがあれば嬉しいねんなぁ~
今回ご紹介するSOTOの「フィールドホッパー」は優れた携帯性をもつ便利なコンパクトテーブルです。
普段バックパックで野遊びをする筆者にとって、オススメしたいアイテムです。
フィールドホッパーの特徴
折りたたみ機構 (最大の特徴)
何といっても最大の特徴はこの折りたたみ機構でしょう。本当に広げるだけです。(簡単すぎる…)
秘密は裏面の脚部にあります。
この脚部のフレームの弾性を利用した構造となっています。結果、バネのようなイメージの機構になり、ほんの少し天板を広げると、後は自動で天板が広がるような動きをします。
弾性とは?
力を加えると変形して、力を加えるのをやめると元に戻る性質のこと。
収納する際は天板で脚部を閉じ込めてしまうような動作になります。(これも簡単)
アウトドア用品は携帯性を優先して組み立てが面倒なものが多い印象やけど、これは本当に簡単でオススメやな~ 。
携帯性
上記で書いたように、折りたたみが可能なので携帯性に優れているのは言わずもがなです。
寸法は以下参照下さい。
それに加えて注目したいのが軽さ!約395グラム。大体豆腐一丁ぐらいの重量です。
これは天板の素材が、アルミニウムでできている為です。
アルミは金属の中でも比重がとても低い材質なので、見た目以上に軽さを感じるかと思います!
比重とは?
一定の体積あたりの重さ(密度)を、比べたもの。
例:同じ大きさのモノでも、材料が鉄とアルミでは重さが3倍程違う。
今回はA4サイズのST-630という商品の内容になります。
A3サイズのST-631という大きいサイズのフィールドホッパーもあります。
転び止め
このアルミ天板は、「押し出し成形」という製法でつくられています。
溶けたアルミを必要な形状の穴から押し出して成形するので、このような立ち上がりのある形状で成形することができます。
これによってテーブルに置いたモノが転び落ちないといった付加価値を高めています。
押し出し成形とは?
材料をところてんのように押し出して、一定の断面形状を成形する製造方法。
例:窓のサッシ/パネルの額縁/新幹線のボディ…など
地面が平坦で無いことが多いから、 転び止めは嬉しい配慮やなぁ~。
無駄のないデザイン(ミニマルデザイン)
フィールドホッパーは、無駄がない、ミニマルデザインといった印象です。
上記で記したような優れた機能を、最適な素材、無駄のない構造で実現されているように感じました。
さらに折りたたみの動作に関しても無駄を省いたと言ってもいいかもしれません。
ミニマルデザインとは?
重要でない些末な要素を排除した、必要最低限の機能からなるデザインのこと。
例:Apple社製品/無印良品社製品…など
ヘアライン仕上
ヘアライン仕上げとは、文字通りに素材表面に髪の毛のような連続した細かい線模様を研磨によって仕上げる方法です。
これによって光の反射を抑えて、上質で落ち着いた質感を表現することができます。
天板にヘアライン加工することで、渋い感じがでてるなぁ~。
まとめ
以上、数年程このSOTOのフィールドホッパーを使用してきましたが、他のコンパクトテーブルに比べてパフォーマンスが良くて気に入っています。
デザインに無駄がなく、1種のコンパクトテーブルの最適解と言っても良いかと感じます。
ちょっと野遊びに行く際にカバンにしのばせるのはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。