BricsCAD（ブリックスキャド）とはベルギーの Bricsys 社で 開発・販売しているCADソフトです。.dwg互換CADシステムにして、トップレベルのハイコストパフォーマンスと話題のソフトにして調べてみました。
BricsCAD の特徴
廉価版 AutoCAD ? 高い互換性（最大の特徴）
前の記事で AutoCAD がトップシェアのCADであることを記載しました。
BricsCAD は AutoCAD との互換性が高く、操作感に関しても共通点が多く、 AutoCAD に比べてコストパフォーマンスが高いという点が最大の特徴と言えるかとおもいます。
- AutoCAD資産（DWG,DXFデータ）をそのまま BricsCAD で引き継げる。
- 低価格＆永久ライセンスでコストパフォーマンスに優れている。
注意：まだ情報が少ない？
やはりトップシェアを誇る AutoCAD と比較して、BricsCAD に関する情報は少ない様子。しかし、基本的にAutoCAD との高い互換性があるので、AutoCAD の情報を利用できる場合も多いそう。
価格について
一般的に選択される永久ライセンスの価格をまとめておきます。
※サブスクリプションでの契約も可能です。
| パッケージ | 価格 | 機能 |
| BricsCAD Lite | ￥69,000（税別） ※初回購入時のみ | 手頃な価格の2D作図ソフトウェア。 基本パッケージ |
| BricsCAD Pro | ￥95,000（税別） ※初回購入時のみ | 2D作図・3Dモデリングソフトウェア。 |
| BricsCAD BIM | ￥205,000（税別） ※初回購入時のみ | 建築設計に特化した 2D作図・3Dモデリングソフトウェア。 |
| BricsCAD Mechanical | ￥195,000（税別） ※初回購入時のみ | 機械設計に特化した 2D作図・3Dモデリングソフトウェア。 |
詳細は 公式サイトをご確認ください
乗り換える会社も?
友人の会社（メーカー）で AutoCAD を使用していたのですが、サブスクリプションでのライセンスに変更になった経緯から、BricsCAD へ乗り換えをしたとの話が興味深かったので色々聞いてみました。
会社のCAD、AutoCAD から BricsCAD に全社的に乗り換えになったよ。
おおー身近にも乗り換えの影響でてるやん。使い心地はどうなん？？
まあほとんど AutoCAD って感じかな。
AutoCAD のカスタマイズファイルも、そもまま使えるし。
勿論細かい違いはあるけど、興味あるなら体験版使ってみるといいんじゃない？
体験版で少し作業してみて、AutoCAD との違いを受け入れられそうなら、乗り換えてもいいかもやなぁ。
筆者自身も今 AutoCAD LT を使用していますが、確かに BricsCAD の永久ライセンスは維持費の観点からも魅力的です。
体験版のインストールが可能なので、AutoCAD の環境設定などの移行や、操作感に問題がないか確認をしてみたいと思っています!
感想
BricsCAD についてざっとまとめてみました。
近年CADソフトやクリエイティブソフトなどのサブスクリプション契約が活性している為、固定費を見直す必要があるなぁと感じます。
特にフリーランスや個人事業主、中小企業の場合など、固定費は大きな課題となります。BricsCAD のような高額な大手ソフトウェアとの互換性がある安価なソフトは大変ありがたいですね。
ソフトウェアサービスの進化は日進月歩なので、常に新しい有益な情報を知っておきたいですね。
ソフトウェアは常に進化しているんやなぁ～。
本ブログでも、有益な情報があれば積極的に共有していきたいと思います。
